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税理士への道

 学校を卒業してから家業である農業を継いでいました。農閉期になると土建や工場での日雇人夫をしながら、経営規模の拡大で生存競争に勝ち残ることを考える毎日でした。自分の経営を良くする為に働いたのです。
 しかし私の農地拡大が近隣農家の拡大を阻害していることに気付き、自分の利益より他人の為に役立つ事に時間と金を使うという人生、より高い理想に目標を置くことにしました。
 それからは農閉期にも日雇人夫として働きに出る事は中止し、これからの経営者は働く事も大切であるが、それ以上に経営者としての能力を高めることを考え、簿記の勉強を始める事にしました。
 そのうちに税理士試験にも挑戦してみようと思い、受験資格の為の検定から始めたが、何回受験しても日商簿記の一級に合格出来ません。長く続けていると人生の願望となり、正月の初詣やお盆のお墓参りにも手を合わすと合格をお祈りする様になっていたのです。5・6年続けても合格出来なかったので絶望感に襲われ、長年の夢も私には無理かもしれないと思い、「断念することも苦しみ」「続ける事も又大きな辛さがあり」思い悩んだ末の決断が、再度自分を人生の崖淵に身を置き、人生を賭けた試験に挑戦してみようと思い、東京の専門学校に行くこととしました。そこで受験資格は青色申告の実務経験でも可能である事がわかりました。
 税理士受験の専門学校は、大学・商学部や簿記専門学校を卒業し、会社に一度就職してから退職し、人生の試練に挑戦をしてきた人達の中に、私は20年も農業をしてから入学したのです。石にかじりついてでも頑張るという言葉がある通り、私も十勝の道端で拾った黒く、鋭い、硬い黒曜石を、自分の石(意志)に見立てて、本当に石に齧りつき、夜中に涙を流し、食いしばり、頑張り、勉強には、時間と金と人生を惜しげもなく継ぎ込んでも、大部分の人が合格できない試験に挑戦したのです。私も勉強について行けず、何度も涙を流しながら、誰にも負けない「強い願望、土根性」とそして何度壁に当たっても再び「挑戦する挫けない精神力で戦い続け」刀折れ矢尽きるまで戦って死のう・・・と侍の心構えで勉強を続け、42歳で合格した。平成3年3月大澤村雄税理士事務所として税理士登録し、平成9年に国道12号線道の駅近くに新事務所を開設した。平成27年10月にA・I税理士法人に加入、奈井江事務所の社員税理士大澤村雄として着任者となった。
 顧客や事業を行う経営者への信頼に応え、精神力・知識やノウハウを提供しお役に立ち、社会に貢献することが、努力をして税理士に成った私の使命であると思っています
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